入社して初めて知った a-blog cms 小ネタ集

入社する前にもけっこう長い期間 a-blog cms での実装をやっていたのですが、それでも知らなかった小ネタを3件、紹介します。皆さんご存知でしたか…?

エントリーサマリーのスニペットにある unit:loop はいわゆる「ユニット」とはぜんぜん別のもの

エントリーサマリーのスニペットには

<!-- BEGIN unit:loop -->
  <!-- BEGIN entry:loop -->
  ......
  <!-- END entry:loop -->
<!-- END unit:loop -->

という部分があり、「なんでユニットがエントリーの外側にあるのかな…?」とぼんやり思っていたのですが、これは、あのおなじみのユニットではないのです! これがあのおなじみのユニットと同じ名前であるのは歴史的な経緯があるらしいです。


ヘルプテキストをよく読もう


これはモジュールIDの設定画面の「ユニット」です。そしてヘルプテキストをよく読めば分かるとおり、ここで指定した件数ごとにユニットブロックなるものが表示されます。WordPress では(私が使っていた頃は)こういうのは PHP の loop をカウントして挿入していました。a-blog cms ではこれは管理画面から何件ごとにするか設定できるんですね(今更ですみません)。

コンフィグ > 出力設定 > HTMLコメントの削除 で出力される HTML からコメントを取り除ける

DEBUG_MODE が1になっているのにテンプレートのインクルードがコメントとして生成されず、「おかしいな」とslackにつぶやいていたら菅原さんが教えてくれました!

「コンフィグ > 出力設定」に「HTMLコメントの削除」という項目があります。ここにチェックが入っていると、コメントは出力されません。「余分な空白の削除」という項目もあって、便利ですね。

ダウンロードモジュールという便利なモジュール

「エントリー一覧をCSVとしてダウンロードしたい」という要件があったときに私が最初にしたのは、「a-blog cms エントリー CSV エクスポート」での検索でした。「CSVでインポートができるのは知ってるけどエクスポートって?」と思ったのですが1件も引っかからずに3分くらい「???」となっていたのですが、「あ、a-blog cms では、CSV であれ JSON であれ TXT であれ XML であれ、テンプレートとして書けばいいんだった」と思い出しました。a-blog cms では HTML に限らずたとえば entries.csv というファイル名でエントリーサマリーモジュールを使って書けばその通りにファイルが生成されるんですよね。

しかしできたファイルに対して私は直接リンクしていて「Windows で文字化け」という事態を招きました。そしてダウンロードモジュールというものを教えてもらって初めて知りました。これで文字コードも指定できて、文字化けも解消されました。

これからも、a-blog cms を使って実装していて初めて知ったことは小ネタでもちょこちょこ書いていきたいと思います。


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この記事を書いた人

有限会社 アップルップル

admin

このブログでは a-blog cms の実装に関することを中心に、CSS、JavaScriptなどフロントエンド周辺のことを書いていきます。

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